弁護士等の専門家の選び方に関するQ&A
弁護士等の専門家の選び方に関するQ&A
Q弁護士と他の専門家とで相続放棄手続きは変わりますか?
A
結論から申し上げますと、弁護士のみが相続放棄手続きの代理人になることができるという点で、大きく異なります。
弁護士は相続放棄手続きに関わる業務を全て代理人として行うことができますが、他の士業等の専門家の場合には、あくまでも相続放棄に必要な書類作成・資料収集の代行等ができるに過ぎず、家庭裁判所への相続放棄の申述や、その後の家庭裁判所との間でのやり取り等はご本人様が行わなければならなりません。
Q相続が発生したのですが,相続放棄は弁護士に依頼した方が良いですか?
A
相続放棄をご検討される方の多くは、相続放棄手続きをすべて専門家に依頼することができるのかという点と、相続放棄完了後にトラブルが発生した場合に対応できるのかという点について、ご不安をお持ちでいらっしゃいます。
弁護士であれば、相続放棄の書類作成、資料収集、家庭裁判所への相続放棄の申述、相続放棄申述後の家庭裁判所とのやり取りなど、相続放棄手続き全般に関する業務をワンストップで代理することができます。
そして、金銭を支払うよう請求を受けた場合の代理人になることもできますので、相続放棄手続完了後に被相続人の債権者から金銭の返還請求を受けた場合に備えることもできます。